中野区うつ回復日記

東京中野区で、うつ回復しながら父親になる男の雑なエッセイ

はじめに:「軽度うつ」なのに、うつ患者が手記を書く理由

本ブログは現在進行形で「うつ」の治療過程にあるサラリーマンが、日々体験したり感じたことなどを書き綴るものです。

 

私は、当の自分がうつと診断されるまで、うつになった親族や知人もいませんでしたし、どれほどつらいものか、想像もしたことがありませんでした。

 

うつは個人差の大きい症状です。

私はただの患者で、専門家ではありません。

ですから、このブログに書くことは、治療の参考情報としては役に立つものか、分かりません。

 

自分がうつ病ではないか?と思った時、当人や家族は、『うつ』について学ぼうとします。

でも、書籍やネットの情報にある情報はあくまで「一般論」であったり「重度のケース」を取り上げたものだったりすることが多いのです。

もし、自分にぴったり当てはまらない情報を読んでしまったら、

『自分はもしかしてうつではなく、甘えているだけじゃないのか?』

『他の人と症状が違うということは、治るかどうかも分からないのか?』

…などと考えて、よけいにダウンな気持ちになってしまう方もいると思います。

 

いざ当事者になった時、なかなか「どういう気持ちになるのか」「どういう考え方をすればよいのか」という参考になる情報は埋もれがちです。

ですから、今まさに苦しんでいる私自身の率直な思いを文字に残すことが、自分を含めた誰かの救いになることを願います。

 

とはいえ。

私自身もまだ、症状の苦しみから抜けきれていない状態です。

ときに後悔、ときに懺悔、ときに自虐のような内容になるかもしれませんから、読んでいて気持ちのいい内容とも限りません。

  

申し訳ないが、その先を考える余裕は今はないのです。ごめんなさい。

今は、ただ思いのままに書き連ねていきたいと思います。